消費トラブル事例
もうからない副業サイト
- 事例
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副業紹介サイト「メールマガジンの文章作成のお仕事。時給1000円から」という広告をみつけ応募した。履歴書を送り、電話面接を受けて採用となった。商品の宣伝文句をいくつか考えて送ると、業者から「あなたの文章は大変評判がよい。自分でサイトをもてばもっと稼げる。サイト作成料が30万円かかるが、1ヶ月で元が取れる」と言われた。銀行のカードローンで30万円を借りて指定口座に振り込んだ。数日後「あなたのサイトへのアクセスが集中しすぎてパンク状態だ。バージョンアップの費用が100万円かかる。負担してほしい。」と迫られた。払えないというと、職場や自宅に脅しの電話が入るようになった。どうしたらいいか。
(30才代・男性)
- アドバイス
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副業紹介サイトで紹介される仕事は、高額な契約をさせるための入り口に過ぎないことが少なくありません。「読者からの反響がすごい」「アクセスが集中している」などと言われますが、明確な根拠はなく、仕事の仕組みもよくわかりません。また、内職応募の時に、履歴書など個人情報を伝えているため、業者の要求を断ると脅しの電話をされたりすることがあります。脅しの電話が続く場合には、警察に相談しましょう。
業務提供誘引販売取引に当たる可能性もあり、その場合は契約書面を受け取った日を含めた20日間はクーリング・オフができます。代金を支払ってしまうと、業者は返金に応じず、被害の回復は難しくなります。簡単に収入が得られる話はないので、十分気をつけましょう。