鳥取県警は18日、鳥取市内の80代女性が還付金名目で現金約150万円をだまし取られたと発表しました。同日午後、女性が経営する飲食店に市役所や金融機関を名乗る男から「保険料の払い過ぎがあり、2万2千円くらい返ってくる」「現金自動預払機(ATM)で手続きができる」と電話があり、女性は携帯電話で指示を受けながら近所のATMを操作し、口座に現金を振り込んだ。その後、男から「明細を捨てるように」と指示されたことを不審に思い、金融機関に相談し被害に気付いた。(4月19日 日本海新聞より)
市役所や自治体、税務署などの職員をかたって、「医療費の還付金の手続きをする」「税金の還付金がある」などといって電話をかけ、最近では金融機関の職員のいないスーパーやコンビニのATMに誘導し、お金を振り込ませる手口が増えているので注意してください!
消費生活相談員からのアドバイス
- 医療費などの還付金がATMで支払われることは絶対にありません。
- 「お金が帰ってくるので、携帯電話を持ってATMへ行くように」と言われたら、還付金詐欺です。
- 不審な電話があっても、相手の説明をうのみにせず、すぐに鳥取県消費生活センターに相談してください。
東部消費生活相談室 0857(26)7605
中部消費生活センター 0858(22)3000
西部消費生活相談室 0859(34)2648 土曜日、日曜日も相談を受け付けています。